歯科検診

歯の検査
歯の定期検査は,6月30日までに実施します。
おおむね,こんなふうに実施し,記録ています。
年度当初の大変な仕事の一つです。

歯の名称
歯には名前がついています。永久歯は中央から奥に向かって1から8,乳歯はAからEです。
8は一般に「親知らず」という歯で,大人になってから生える歯なので,学校の検査ではお目にかかったことがありません。
検査結果の記号
現在歯 ------------------------ 斜線または横線        一本一本の歯はこのどれかの記号がつきます。
それを歯科校医さんが読み上げるので,言われたとおりに記録します。
これらの他に,歯並び,かみ合わせ,あご関節,歯垢(歯の汚れ),歯肉の様子,その他の歯や歯ぐきや口腔内の病気や異常がないか診ます。

歯肉炎はG,歯肉炎になりかけはGOという記号になります。
う歯(未処置歯・むし歯)-------------
う歯(処置歯・治してある歯)-----------
喪失歯(永久歯の抜いた歯)-----------
要注意乳歯(永久歯のじゃまをしている歯)-- ×
要観察歯(むし歯になりかけの歯)------- CO
記録
歯科校医さんによって違うのは,この言い方と読み上げの順番です。左上→右上→右下→左下コースの先生や,右上→左上→左下→右下コース等。
たとえばこんなふうに言います。うちの学校では右上スタートのコースです。
7処置歯,6処置歯,5斜線,4斜線,3C,2から反体側5まで斜線,6処置歯,7処置歯,下行って7,6処置歯,5から反体側4まで斜線,5がCO,6処置歯,7処置歯。
記録用紙には,こう書きます。
CO
 どうです? このくらいなら,平気でしょ。
 これはすっごい簡単な方。
 ところが!
小学校では,永久歯に乳歯が混じるので,ときどき混乱します。だって,前から3番目の乳歯はCだし,むし歯はCだし。
処置歯は○,現在歯は番号だけをいう先生もいらっしゃいます。こんな感じです。
6,E,DがC,C,1,1,2,C,Dが○,E,6,下行って6がC,E,Dが○,CがC,2,1,1,2,C,D,EがC,6がC。

「,」がついているので,まだ分かりいいのですが,歯科校医さんの読み上げは
「,」なしの状態です。しかも,意外と早い。
6EDがCC112CDが○E6,下行って6がCEDが○CがC2112CDEがC6がC。

 もう,何が何だか分からなくなるときもあります。
 「すみません,もう一度お願いします。(汗)」って感じです。

 記録ミスのないように緊張の連続です。必死です。疲れます。

 以前に勤務した学校では,歯科校医さんが歯科衛生士さんを連れてきてくださって,記録は衛生士さんにお任せってことがありました。すごーーーーく助かりました。ほんと,ありがたかったです。しみじみ。

大変なのは,この後も・・・。
歯の検査が終われば,それで終わりではありません。
歯の健康診断票を確実に記入したり,検査結果のお知らせを作ったりしなければなりません。また,歯の統計処理もあります。

歯の健康診断票は,公簿なので,小学校から中学校に送られ,ずーっと使うものです。転校しても送られます。
中学校から高等学校に送られ,5年間保存されます。(中卒の場合は中学校で5年間保存)

上記のような,歯の状態だけでなく,日付や,処置歯や未処置歯などの本数を数えて記入。これが意外と面倒。

検査結果のお知らせも,一人一人チェックしながらなので,人数の少ない学校だと簡単に終わりますが,人数の多い学校では,やってもやっても終わらない感じ。大盛りパスタを食べてるときの感覚(!?)。

歯の統計処理はパソコンでやるので,これはまあまあだけど,パソコンに入力作業も考えると,うーーーん,やっぱり大変?

学校によっては年2回の歯の検査があったりします。前任校がそうでした。

このあたりの仕事は,みんなには見えない部分です。
みんなの知らない間に,頑張ってるんですよーーー。(と,大声で言いたい。)


でも,終わっちゃえば。
終わっちゃえば,充実感たっぷり。すがすがしさたっぷり。
あーー,終わったぁ!
養護教諭を目指しているみなさん,ぜひ養護教諭になってこの感覚を味わってください。 同業者のみなさん,そう思うでしょ? 



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